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【アルテック スツール60 リノリウム】小さいけれど大きな存在感

アルテックのスツール60 リノリウムがわが家にやってきました。購入して1ヶ月。購入した経緯と使用した感想です。

アルテックのスツール60 リノリウムを知ったのは、3年ほど前に読んだ通販サイト「scope(スコープ)」の記事でした。スツール60の中でも様々な種類があるのに、特にリノリウムを推している記事だったのですが、当時の私はまずスツールを購入する予定がなく、そして天板のみに色が付いているリノリウムというスツールは好みではありませんでした。

それに小さいのになかなかの価格だったので、遠くから眺めるのみ。さらに価格改定があって値上がりし。。。とにかく遠ーーい存在でした。

なのになぜ、このスツール60を購入したのかというと二つの理由があります。

まずは、ソファの前に置くローテーブルの代用にピッタリだったから。うちは家具は極力増やしたくないので、元々ローテーブルはありません。それでも、「ソファに座った時に飲み物やリモコンを置きたい」という家族の要望に応えるのに何かないか?それならスツールがいいかも?と思ったのでした。場所を取らず、いろいろな使い方が出来そうだったからです。

次の理由は、スツールの丸い形です。わが家は今年になってラウンド型のダイニングテーブルを購入しました。ラウンド型のテーブルは、四角い部屋に四角い家具ばかりだったうちのリビングダイニングを柔らかい空間に一変してくれました。単純に丸(ラウンド型)っていいな、、、と思ったわけです。

実際に1ヶ月使用してみて、スツールの使い勝手はとにかくいいのです。

目的だったローテーブルの代用品としての役割はちゃんと果たしています。小さいのでリビングダイニングのどこに置いても邪魔にならないことも、家具を少なめにしたいといううちの希望に合っていました。

さらに、私が料理中はキッチンに移動して休憩の椅子になってくれ、先日私が熱を出して寝込んだ時には寝室にきて飲み物を置く台になってくれました。すっかり私の良き相棒です。

ここまでくると、ただの木製のスツールでもいいのでは?と思われそうですが、ここからはリノリウムにした理由を記したいと思います。

以前の私だったら、スツール60を選択したとしてもリノリウムにはしなかったはず。多分、定番モデルを選択したと思います。しかも、ウオールナット。うちの家具はとにかくウオールナット材の物が多いんです。これは誰のせいでもなく、自分の趣味でした。

以前から家具は落ち着いていて、長く使えて、飽きがこない物がいいんだ、という考えがありました。ちょっとカッコよくいうと、英国風のインテリアのような。。。アンティーク家具を手に入れようとは思わないけれど、シニアという年齢になったら、落ち着いた空間に身を置きたいと思っていて、落ち着いた色合いのウオールナット材の家具を揃えてきました。

けれど来年、還暦という年齢まで来たら、落ち着いた色合いというのは何ともつまらなく、元気が出ない空間に思えるようになってきたのです。そういうわけで、最近では少しでも気持ちが明るくなり心地よく過ごせる色合いの物を求める傾向にありました。

ちなみに今年になって買い替えたラウンド型ダイニングテーブルは、ウオールナットではなくオーク材にしました。本当はもう少し明るい色を選択したかったけれど、ウオールナットの他の家具とのバランスを考えてオーク材に落ち着きました。

そんな中、スツール60のリノリウムが候補になってきたのです。木材以外の家具がうちにはないので、天板の色選びは難航しました。色が欲しいといっても、赤や青などのはっきりした色ではなく、今のインテリアに馴染んでくれて、気持ちを明るくしてくれる色、、、悩みに悩んでぺブルという色を選びました。

scopeの記事に、ペブルについて「scopeのぺブルのタオルを一緒に使うといい」という記載があり、うちにはその色のタオルがあったので、イメージが湧きやすくピンときました。

私の相棒になったスツール60のリノリウムは生活の便利さをもたらしてくれましたが、それよりも感じることはリノリウムがあるとその空間がポッ!とほんわりと暖かになるのです。ペブルというなんてことない色のスツールが、うちに何とも心地よい空間を作ってくれました。

小さくても良き相棒で、幸福感をくれたアルテックのスツール60 リノリウム。予算が許し、私の寝室用にもう1台買い増すことができるのなら、大好きなピンクに近いパウダーを選んでもっと幸福感に浸りたいところです。

ちなみにスツール60は3本脚と4本脚があり、わが家は安定性を考慮して4本脚にしました。