ぐうぐう猫たんのブログ

猫と古寺と湘南暮らし

いまさらですが、サザンオールスターズの茅ヶ崎ライブ2023

9月末、サザンオールスターズ茅ヶ崎ライブ2023に行ってきました。

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2年前に茅ヶ崎に引っ越してきて、それまで遠い存在だったというか、それほど興味がなかったサザンでしたが、やはり茅ヶ崎に住むとサザンや桑田さんを近くに感じざるを得ません。

引っ越してきた初日、役所の手続きで最寄りの辻堂駅から隣の茅ヶ崎駅に着くと、駅の発車ベルが「希望の轍」。「あー、ここはサザンの聖地なんだ」と想像よりかなり重めの衝撃を受けました。「希望の轍」が好きだということもありますが。その後もサザン通り、サザンビーチと否応無しにサザンという文字に触れながら2年が経ちました。ちなみに茅ヶ崎には雄三(加山)通りもありますよ。

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そんな中、サザンの45周年ライブが地元の茅ヶ崎市民球場であることをネット記事で知り、なぜか「このライブに行かねばならない!」と思い、会社から帰宅したオットにいうと、オットも同じ記事を読んで全く同じことを思ったというのです。

サザンの人気は知ってはいるものの、そんなチケットを入手した経験もなく(ライブは10年前のユーミン以来)、どのくらいプレミアチケットなのかの想像もできず、地元で働く美容師さんに聞くと、「簡単には当選しませんよ」とあっさり言われ、ならばまずは夫婦でファンクラブに入ろうということに。

無事、先行予約を申し込める日に間に合い、4日間全てにエントリー。お互いを同行者としたので、8パターンで申し込みました。オットは平日は会社ですが、そんなことはお構いなく全てエントリー。

抽選結果を待つ間、45年分の歌を聞き、YouTubeを見て、毎日夕食時はぬか漬けならぬサザン漬けに。

サザンがデビューした45年前というと、オットは高校、私は中学生。オットの趣味は知らんけど、私はオフコースが好きでした。そんな感じの趣味だから、サザンを初めて聞いたというか見た時はかなりの衝撃。短パン姿でしゃがれた声の桑田さん、意味のわからない早口言葉の歌詞は私の理解をかなり超えていました。

私は当時、東北の地方都市に住んでいて、神奈川は遠いし、横浜しか知らんし、茅ヶ崎とかえぼし岩とか言われても、なんのことかさっぱり分からず。私とサザン、桑田さんとの出会いはそんなものでした。

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でもその後、私が学生時代を終え、バブルのOL時代を送り、結婚、出産、子どもの子育ても終わり、親を見送り、もう少ししたらオットと年金暮らしという間、ずっーーとサザンは続いていて桑田さんは歌を作り歌い続けてきたんだ、といまさらながら感じ、遠い存在だったサザンや桑田さんが図々しいですが隣の人のように思え、、、ほんとに図々しいですが、これも茅ヶ崎にいるせいかも知れません。

サザンだってグループ解散はしていないものの、いろんなことがあったし、桑田さんも病気を経験していることなどファンとは言えなかった私でも知っています。

歌ももちろん全部など知らないけど、聞けばわかる歌はたくさんあって。いろんな人の人生の縦軸に、サザンはところどころ横軸を入れてくれてたんだね。ほんとにいまさらながらに思います。

そう思えば思うほど、ライブに行きたーい!!という思いは募り、これが外れたらしばらく立ち直れず、この茅ヶ崎に越して来たことさえ間違いだったと思ってしまいそうな、そんな時間を送っていたら、やってきた当選メール!!

オットの申し込み分で2日目のチケットが当選しました。ここまで書いてきたらまたサザンの歌が聞きたくなったので、ライブのことはまた次にします。

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