ぐうぐう猫たんのブログ

猫と古寺と湘南暮らし

【写真整理は50代で】60代では遅いかも⁈前に進むきっかけになった「写真整理」は気持ちの整理

50代のうちに夫婦で行った写真整理。

時間がかかる作業なので、住み替えの前に終わらせておいて良かったです。

写真が多い

我が家は転勤族だったので、荷物の量は少なめです。

引っ越しの度に荷物の処分をしてきましたが、増える一方だったのが、写真とアルバムでした。

毎日使う物でもないのに、アルバムを収納している本棚が場所を占めていました。

片付けたい性格の私は、
「その本棚、アルバムをどうにかしたい!」
と思っていましたが、写真の処分は罰が当たりそうでなかなか手をつけられずにいました。

2017年春、思い切ることになった出来事が。

義父が亡くなり、残された荷物の片付けを夫と私ですることになったのです。

結局、遠方にあり、また荷物の量が多すぎる夫の実家を二人で片付けることが出来ず、専門の業者さんにお願いすることに。

その時実感したのは、残された物の処分は精神的にも、経済的にも、体力的にも大変だということです。

自分が処分できないものを「先送り」してはいけない!

今回の経験から、捨てられない性分の夫を説得し、二人で1ヶ月かけて写真の整理を始めました。

残す写真を選ぶ

まずは約10,000枚ある写真の選択から。

わたしは写真を撮るのが好きで、子どもの写真を撮影しては、まめにアルバムに貼っていました。


25年間で「増えるアルバム」は35冊。
結婚式や七五三に写真館で撮影した「台紙付きの写真」が約20冊。
保管しているネガやCDなど、かなりのボリュームです。

そのアルバムから、残したい写真を剥がします。

きれいに剥がさなければならないので、その作業は慎重に行いました。

目安としては、5,6枚から1枚残すことにし、結果、1,500枚程度が残りました。

次は、残されたアルバムをそのまま捨てる訳にはいかないので、写真を剥がして切る作業です。

今度の写真剥がしは雑でも良いのですが、その後写真を切らなければなりません。

写真を切ることは、最初は抵抗がありましたが、毎日続ければ慣れていきます。

我が家はシュレッダーがなかったので、ひたすら手作業!

これがいちばん大変でした。

アルバム35冊を処分して、本棚は空っぽ。

今の写真収納

整理をして残った1,500枚の写真は、差し込み式のポケットアルバムに収納しました。

今の写真収納。左のL判タイプが5冊、右の2L判タイプが2冊です。個人情報保護のため、顔出しはNGです。

現在のところ、L判サイズのアルバムが5冊、2L判が2冊。

台紙付きの写真は、夫婦の結婚式、子ども二人の七五三、長女の成人式と卒業式(袴だったので)の5枚にしました。

結婚式の写真は数タイプありましたが、今となると時代を感じる恥ずかしいものばかりでした。

この本棚は処分し、今回の引っ越し時には、アルバム一式が段ボール1箱に収まりました。

これならば、遠い将来、私が老人ホームに入所しても、手放さずに持っていける量です。

今回の写真整理は、夫と二人で毎日30分、夕食後に行いました。

写真を眺めながら、25年分のあれこれを思い出しながらの作業でした。
ほぼ子どもたちのことですが。

写真を処分するというより、思い出を振り返る作業だったように思います

子育てが生活の中心だった25年間から、自分自身のために過ごしていく生活に変わる境目の時期に、ちょうど良い作業でした。

ただ、写真整理を引っ越し直前に始めたら、却って大変なことになります!!