【鎌倉散歩】一条恵観山荘で庭園散策
武家文化の残る鎌倉で、京都の庭園と花手水が愉しめる「一条恵観山荘(いちじょうえかんさんそう)」に行ってきました。(2022年4月)
JR鎌倉駅からバスで約10分。
「報国寺」、「浄妙寺」、「杉本寺」を一緒に訪れられるエリアです。
一条恵観山荘とは
江戸時代初期、後陽成天皇の第九皇子であった一条恵観。
恵観が1646年頃に京都・西賀茂に建てた別邸が「一条恵観山荘」で、恵観自ら設計。
昭和34年に鎌倉に移築され、昭和39年に国の重要文化財となりました。
公開されるようになったのは、平成29年から。
建物の移築とともに、庭もそのまま移され、庭石や枯山水も当時のように配置されています。
庭園散策
受付で拝観料を支払います。(1人500円)
天皇をお迎えするための「御幸門」。
苔が美しい京都風庭園。
建屋は数寄屋造りで、屋根は茅葺きの下にこけら葺きが敷かれた二重屋根です。
紅葉の小径。そばを流れる滑川(なめりがわ)。
紅葉の時期に再度訪れたいです!
花手水が愉しい
庭を散策していると、所々で出会う「花手水(はなちょうず)」。
花手水とは、つくばいや水盤に水を張り、花を浮かべたもの。
季節によって、花は変わるそうです。
かふぇ 楊梅亭(やまももてい)で抹茶
園内にある「かふぇ 楊梅亭」で休憩。
おおきなガラス戸で、自然を感じられるところでした。
白玉あんみつをいただきました。
メニューは他に、胡麻どらやきやお抹茶、コーヒーもあります。
かふぇ 楊梅亭の隣にある茶席「時雨」の小窓。
アクセス
JR鎌倉駅東口の京急バス4番乗り場、鎌23・24・36系統に乗車して約10分。
「浄明寺」バス停徒歩2分。