ぐうぐう猫たんのブログ

猫と古寺と湘南暮らし

【猫の同居は上手くいく?】半年経過した7歳シニア猫と8ケ月新入り猫の現在

臆病なビビり猫の「むぎ」に仲間を作ってあげたいと思い、我が家に迎い入れた新入り猫で怖いもの無しの「げんちゃん」。同居して半年が経った現在です。

先輩猫「むぎ」がおなかを壊す

げんちゃんがわが家に来て10日目で無事にご対面。

怖いもの知らずのげんちゃんは、大きさが5倍以上もあるむぎに飛び掛かり、それをむぎが上手く相手をしながら過ごしていたものの、同居して1ヶ月頃からむぎに疲れが見えてきました。

じゃれた後の抜け毛は茶色か白で、げんちゃんが甘噛みだけでなく本気でむぎを噛んでいることも見られるようになりました。一方、むぎはというと、応戦一方でした。

途中でじゃれあいを止めたりしながら様子をみましたが、遂にむぎがおなかを壊してしまい。。。むぎがおなかを壊したのは、1年前の引っ越し以来、2度目です。

もともと保護猫として1頭で大きくなり、人とも適度な距離を保つタイプの猫だったのに、猫同士とは言え、自分のテリトリーにどんどん入ってくるげんちゃんに神経質になったのも当然です。

「猫同士なら仲間になるかも?」という自分の安易な考えを反省し、まずはむぎの体調を回復させるべく、一定時間を別々の部屋にしたり、できるだけむぎに手を掛けるように。。。

半月程するとむぎの体調も戻り、それからしばらくは何事もむぎを優先するようにしました。

げんちゃんは食欲旺盛で順調に大きくなり、人を怖がることもないので、何の心配もありませんでしたが、ただひとつ困ったことがあって、それはひとりの部屋では寝られないことでした。

ひとりで寝られない「げんちゃん」

夜にケージに入れるとおとなしくなるげんちゃんですが、部屋に誰もいなくなると寂しいのか鳴き続けます。当時はケージをリビングに置いていたので、私は夜中に寝室からリビングに戻ることもしばしばあり、こちらは寝不足に。。20年以上前の子育てを思い出しました。

それならばと、げんちゃんをケージに入れず、むぎと同じように好きな場所で寝るようにすればよいのでは、、と考え、自由にさせたところ、夜中にむぎとげんちゃんの大運動会となりました。

何度引き離しても、猫の習性なのか、夜中になるほど元気に走りまわります。さすがにマンション住まいではこのままにすることは出来ません。

げんちゃんを夜に自由にさせることは諦め、寝室にケージを置けばよいのだろうと考えました。ちょうど大きなケージに買い替えるタイミングだったので、げんちゃんは新しいケージで私たちの寝室で就寝することになりました。

ちなみにむぎは、我が家に来た時から好きな場所で自由に寝ています。ただし、人の布団の上で眠ることはあっても、布団の中に入ることはありません。(私は一緒に寝たいのですが。。)

同居半年の現在

むぎとげんちゃんの今の関係を一言で言い表すのは、なかなか難しいです。もちろん、仲がとても良いとは言えないし、かと言って仲が悪いわけでもありません。

お互いの距離を保ちつつ、でも、いい意味でも悪い意味でもお互いの状況を常に気にかけています。

お互いにトイレの時は陰からからじっと見ている。(げんちゃんが来たばかりの時は、むぎがトイレの時に背中に飛び掛かっていたので苦労しました。)

むぎはたまに吐くことがあるので、その時もげんちゃんは駆けつけます。(げんちゃんが来たばかりの時は、げんちゃんがむぎの嘔吐物を食べてしまうので、これも苦労しました。)

げんちゃんが寂しくて赤ちゃんのような鳴き声を出すと、むぎが駆けつける。げんちゃんがむぎに飛び掛かることから始まる運動会。でも、楽しそうにむぎがげんちゃんを追いかけることもあります。

こんな感じですが、飼い主として一番寂しいのは、舐めあっているところを見たことがないことです。いわゆる「グルーミング」、「毛づくろい」です。

2匹の猫がお互いを舐めあうというのは、よくある風景です。でも獣医師に聞いたことですが、オス同士はあまりこれを行わないとのこと。ならば、背中をくっ付けて団子になって寝てくれないかなあと思う飼い主でした。