ぐうぐう猫たんのブログ

猫と古寺と湘南暮らし

【同居する猫の最初の関門】先輩猫「むぎ」と新入り猫「げんちゃん」のご対面

臆病でびびりな7歳の保護猫「むぎ」に仲間を作ってあげたいと思い、新入り猫「げんまい」こと「げんちゃん」がわが家にやってきて1週間。

これまではケージ越しでの触れ合いだったけれど、直接のご対面に挑戦。

ご対面の前に ①予防接種

げんちゃんは1回目の予防接種を受けていて、わが家に来て9日目に2回目の接種をしました。

「先輩猫との対面は接種後にしてください。」とペットショップで言われていたので、これで条件を満たしました。

体重は840gから1,100gに増え、発育は順調。げんちゃんは病院でも臆することなく、医師や看護士さんに抱かれ、大物ぶりを遺憾なく発揮していました。

これまで先輩猫「むぎ」を病院に連れて行くのは、いつも大仕事。キャリーバッグに入れるまでに何度も逃げられ、手にひっかき傷を作りながら何とかバッグに押し込み、病院に到着すると今度はキャリーバッグから出てこず。でも、一度キャリーバッグに入ってしまうと一声も発せず、隅っこで固まっているのがむぎでした。

一方げんちゃんは自らキャリーバッグに入り、道すがらは早く出たいのか鳴き続け、病院の診察台では自由奔放に遊ぶ。本当に対照的な猫です。

7歳差ということもあるので、ご対面はどうなるやら?

ご対面の前に ②リビングデビュー

げんちゃんの居場所は、リビングの隣の4畳の部屋でした。活発なげんちゃんはすでにこの狭さに飽き飽きしていて、隙を見てはリビングに入り込もうとしていました。

そして予防接種の翌日、ワクチンの副反応もなかったのでリビングデビュー。リビングと繋がっているキッチンまで、所狭しと駆け回るげんちゃん。

ペットショップからは、「10分遊ばせたら、休憩させてあげてください。」と言われていましたが、新しい世界の興味は尽きず、ほおっておいたら1時間以上に。。。

その夜、むぎもリビングに入れてご対面をしたけれど、げんちゃんはまだまだリビングの探索に夢中で、むぎには興味を示さず。むぎはげんちゃんのにおいを確認したく、ただただ後を追いかけていました。

ご対面は無事に終了し安堵したものの、翌日にはよくある展開に。。。

これって遊び?けんか?

初対面の翌日、またリビングで遊ばせたら驚き!

昨日まではむぎに一切興味を示さなかったげんちゃんが、いきなりむぎに飛び掛かっていったのです。むぎは5kgなので、げんちゃんは自分の5倍の大きさに挑んでいることになります。

子猫にはよくあることでしょうが、保護猫出身で兄弟と過ごした時間が少ないむぎにとっては、いきなりげんちゃんの行動にどう対処していいのか分からない様子。

じゃれあいのような、けんかのような光景を見ながら、私はそれを止めるのか、そのままにするのか、と考え。。。SNSで調べると、ケガをしていないかがまずは判断のしどころらしい。

そしてその前提として、「爪を切っておくこと」。ということで、体をチェックし、2匹の爪を切りました。

すると、またげんちゃんが飛び掛かり、むぎは防戦一方。

「むぎは引っかいたり抑え込んだりできるのに、それをしないということは先輩猫として相手をしているのだろう。」と私は余裕を持って見ていられるようになりました。

ただ時々、茶色い毛の塊が転がっているから、げんちゃんは思いっきり飛び掛かっているのでしょう。げんちゃんの心配より、むぎが疲れていないか、ケガをしていないかを注意するようにしました。

思い返せば、病院でもペットショップでも「先住猫を優先してください。」と言われていました。まさしく、その通りでした。