ぐうぐう猫たんのブログ

猫と古寺と湘南暮らし

【インテリアとの相性抜群!】猫も飼い主も満足の「MWPOキャットタワー」

今月で1歳になるげんちゃんはアメショの雄らしく大食漢で、先輩猫のご飯まで食べてしまうほど。

最近、お腹回りが一段と太くなってきたようなので久しぶりに体重測定すると、驚きの「5.9㎏」! 血統書によると、げんちゃんの両親も6~7㎏あるみたいだけど、さすがに食べさせすぎたようです。

昨年夏、去勢手術をしたときにすでに大きめで、獣医師から注意勧告を受けた時、こんなアドバイスをもらっていました。

「食事制限も必要だけれど、大事な成長期だから、それよりは運動させてあげてください。運動は上下運動がお勧めですよ!」

ということで、久しぶりにキャットタワーを購入することに。

実は、キャットタワーの購入はこれで3台目。わが家は満足できるキャットタワーと出会ったことがなく、いつも廃棄処分ばかり。

1台目は、先輩猫のむぎが小さい頃に突っ張るタイプの木製キャットタワーを購入しましたが、むぎが上手く昇れず、たまに落ちることも。。。オットが心配して、後ろから支えるようになり、結局断念。

今思えば、生後半年のむぎには高すぎたのかなと思うのですが。。。あと、突っ張りタイプは狭いリビングダイニングには圧迫感があって家族に不評でした。

2台めは、前の反省から高さ100㎝とかなり低めでふわふわした生地のタイプを購入。

これは、昇るというよりただのベッドになってしまったのと、ふわふわ生地で汚れが目立ってきたし、どうにも部屋のインテリアに馴染まなかったので、一昨年の住み替え時に処分してきました。

という反省から、今回のキャットタワーの条件は、

  • 突っ張りではなく、据え置きタイプ
  • ふわふわ生地ではなく、木製タイプ
  • 部屋のインテリアに馴染むデザイン
  • 昇り降りはできるが、ほどほどの高さ

この条件で購入したのが、「MWPO」のキャットタワーです。

「MWPO」さんのキャットタワーはいろんな種類があって、わが家は高さ160㎝、据え置きタイプをチョイスしました。

組み立てはオットが担当、説明書も分かりやすく30分程度で迷いなく完成しました。

リビングダイニングの角に設置しましたが、天然木なのでインテリアにマッチ。すっかり部屋に馴染んでいます。

このタワーは3段目の小屋の中と4段目、5段目の上には取り外し可能なクッションがついていて、昇る時のすべり止めになっているので安心です。それにクッションは洗濯も可能だから、清潔に保てそう。

一番上の5段目は広さが45×40㎝もあって、大きめのむぎもゆったり寝ることができました。こういうタイプは案外少ないと思います。

げんちゃんは怖いもの知らずなので、組み立て途中から小屋に入っていましたが、びびりの先輩猫むぎも設置後すぐに昇っていったので驚き! いまでは小屋と最上階の奪い合いです。

購入して2週間。一度、げんちゃんが4段目から一番上に昇る時に落ちそうになりましたが、その後は慎重に昇るようになり、子どもなりに経験、勉強しているのだなあと感心。こうして大きくなるんだね。

げんちゃんのダイエットはこれからだけど、リビングのソファ2台を占領していた猫がキャットタワーにいることが多くなり、ソファがやっと人間が1人1台ずつ使えるようになりました。

【初めてのラウンド型ダイニングテーブル】小さいけれど大きな存在感

住み替えて1年が経ち、リビングダイニングの模様替えをしたものの、居心地や使い勝手が良くなくてモヤモヤしたまま。

家族構成が変わったり、旧居でそろえた家具の大きさやテイストが現在の部屋とマッチしていないことが原因と分かり、思い切ってダイニングテーブルを買い替えました。

これまでのダイニングテーブルは165㎝×95㎝で、標準よりも大きめでウォールナット材のもの。

家族4人でゆったり食事ができて、テレワークや勉強といった食事以外の作業もできる大きさでした。

あらためて見ても、どっしりとした存在感。

当然夫婦2人では持て余し、12畳の狭いリビングダイニングをさらに狭くしていたいちばんの原因がこのテーブル。

また、ウォールナット材の色合いが、ただでさえ今のリビングダイニングには重すぎるのに、そのテーブルの面積が広いという二重苦状態。。。

そこで今回は、

  • 基本は2人でちょうど良く、たまに子どもが帰省して4人になっても使用可能
  • 現在使用している家具や、部屋の床や壁紙の色合いとバランスが取れるもの

という条件を考えて選んだのは、

unicoのADDAY(アディ)ラウンドダイニングテーブル。

ラウンド型というと今の流行りで、おしゃれに見える印象。

でも、実際に使用したらどうなるんだろう?と、店舗で実際に見て座って、見て座ってを繰り返してかな~り迷いました。

が、直径110㎝の円形テーブルは、隣に座った時のお互いの距離感がいい!

以前のテーブルでは夫と向かい合って座ると、どちらかがテレビが見えないので、横並びに座っていました。

でも、二人しかいないのに、横並びはどうなの???

それを解決してくれたのが、ラウンド型でした。

隣と言っても斜めにいるのがちょうどいい。

家族4人が揃った時も違和感なし。

あとはお部屋の全体的な印象が変わります。

だいたいの家具は四角くて角があるけれど、この丸いラウンドテーブルは部屋を優しい感じにするのも魅力です。

角がない分、場所を取らないので小さい家具ながら、そのフォルムからくる存在感はいい意味で大きい

オーク材の天板の色合いは、現在使用しているウォールナット材のチェスト(写真後方)やテレビ台との相性も良く、今後チェストをナチュラル系にしていくことも可能。(←できれば、そうしたい!)

ちなみに以前のリビングダイニングはこんな感じです。

部屋の印象が随分変わりました。

けれど、目指す北欧モダンはまだまだ遠いなー。

【1年使用しても買って良かった】「ライクイット(like-it)フタ付きゴミ箱」

夫婦ふたりのわが家に、ゴミ箱は2個だけです。

いずれもキッチンの脇に並べてあって、1個は「燃えるゴミ用」、もう1個は「プラスチック用」。

子どもたちが同居していた時は、それぞれの部屋と洗面台にゴミ箱を置いていましたが、ゴミの量が減り、各部屋からゴミを集めるのも面倒なので、思い切ってキッチン脇に集約しました。

そして、以前使用していた無印良品のゴミ箱から、新たなゴミ箱に変更して1年経過。このゴミ箱がとても気に入っているので今回ご紹介します。

ゴミ箱をどこに置くか

まずは、わが家のゴミ箱が置かれている状態です。玄関から真っすぐリビングに入ったところにあります。

リビングから玄関を見るとこんな感じに。。

ここは、一番ゴミが出るであろうキッチンの脇。誰でも捨てやすい場所に置いてあります。

キッチンの次にゴミが出る洗面台もすぐそばだし、ここはわが家の中心の位置にあるので、どこから出たゴミでも捨てに来る距離は同じです。

ただゴミ箱を「家の中心」に置くことは、合理的に物事を考える私でも最初は躊躇しました。以前、家の中心には花を飾りましょう!など風水の本を読んだりしたので。。。でも、毎日を快適に暮らすためには代えられず。

それならば、「見た目も使い勝手も良いゴミ箱」を目指して探したのが、今回のゴミ箱です。

「ライクイット(like-it)フタ付きゴミ箱」

このゴミ箱は、「ライクイット(like-it)フタ付きゴミ箱」です。

わが家が壁紙がオフホワイトなので、同化するようカラーはホワイトをチョイス。

まずこのゴミ箱は、何といっても「スリム」で見た目も清潔感があるのです。

ここはリビングにつながる場所。以前使用していた無印良品のゴミ箱はもう少し奥行きがあったので、少しでもスリムなこのゴミ箱はまさにシンデレラフィットでした。

それに、いわゆるゴミ箱のような感じがしないし、軽いのでとても扱いやすい。

サイズはW337×D170×H625mmで、容量は約25L。わが家の燃えるゴミの量1日分としてちょうどよく、30Lのゴミ袋を装着しています。ちなみに、プラゴミは数日分といったところ。

さらに、フタにシリコンパッキンがついているので、におい漏れ防止効果があります。うちはキッチンに三角コーナーを置いていないので、においのあるネギやにらの端っこを捨てることもありますが、フタをしてしまえばにおいません。

そして、このフタはワンタッチで開閉OK。また横に開くタイプのフタなので、開きっぱなしにしておいても邪魔になりません。

さらにさらに、信頼できる 「Made in JAPAN」。

今回ご紹介したゴミ箱以外でも、「ライクイット(like-it)」さんには様々な容量、仕様のゴミ箱があるので、それぞれのお宅に合った物を見つけることが出来ます。

わが家でのカスタマイズと注意点

こんな大満足なゴミ箱ですが、わが家でカスタマイズした点と、注意点をそれぞれお伝えします。

まずカスタマイズした点は、ゴミ箱にキャスターを取り付けました。

これは不精な私が掃除を楽にするため。このゴミ箱の軽さを考えると、キャスターを取り付けなくても全く構いませんが、うちは面倒さを優先させました。

次に注意点ですが、このゴミ箱にはフタが自動開閉されるために、「トーションばね」といわれる小さなばねが本体上部の両脇に2個付いています。

これを1個でも無くしてしまうとフタの開閉が自動でできなくなります。これはとても不便です。

わが家で最初に無くした時は、ばねがゴミの中に混じっていたのを見つけたので良かったのですが、2度目は遂に見つからず仕舞い。。。

仕方なくネットで取り寄せること2度目で、やっとゴミ箱に合うものを見つけました。無くさないことが何よりですが、万が一の場合はご参考までに。

たかがゴミ箱ですが、毎日お世話になる物だし、一度購入するとしばらく使うので、慎重に検討したいですね。

【猫トイレの悩み】猫砂の飛び散りとニオイ問題は家にあるもので解決!

猫と一緒に生活すると悩みになるのが、猫トイレのあれこれです。

猫砂の飛び散りや排泄物のにおいなど、あくまでもこちら側(人間)の勝手な悩みと、あちら側(猫)のスッキリ度や満足感の折り合いをどうつけるか。。。

今回は猫と生活して7年、新入り猫を迎えて多頭飼いになったわが家の「猫のトイレ」の現在をご紹介します!

ズバリ! これがわが家の「猫トイレ」です!

何の代り映えもないトイレですが、ここにたどり着くまで試行錯誤し、随分お金と時間を費やしました。。。。

猫砂は「キャッツ・エコ」一択

まずは、猫砂の紹介です。この猫砂は、ドイツ・レッテンマイヤー社の「キャッツ・エコ」という製品です。

植物系の猫砂ですが、植物系の弱点とも言える消臭力と凝固力に優れています。

15年前、私の実家で使い始めたのがきっかけで、わが家も7年前から愛用。とはいうものの、途中、何度か他製品に浮気しながら、結局はこの製品に戻っています。

最近の浮気は、新入り猫げんちゃんを迎えたとき、コスパを考えて初めて鉱物系を使用しました。

そして驚いたのが、猫は圧倒的に鉱物系が好きだ!ということです。(植物系と鉱物系の猫トイレを並べて使用してみて発見しました)

ただ鉱物系には問題点が2つ。

まずは猫が手足についた砂を舐めるので、その砂が口に入ってしまうこと。猫が食べていいことはないので、安全性が心配に。。。

次の問題は、砂を手足につけて家中に運ぶので、わが家の床やベッドが砂っぽくなってしまうこと。

「キャッツ・エコ」も手足に付けて運ぶことはありますが、粒が大きいし、色が目立つのでその度、その場所だけを掃除していました。

けれど、鉱物系の砂はよーーく見ないと気付かないので、足を置いて初めてザラザラする。。。海岸の砂浜にいるような感じで、結局人間側が馴染めず。

結局、「猫の好みと人間のコスパ」より、「猫の安全と人間の好み」を優先させて、この「キャッツ・エコ」に戻ったのでした。

(2023.2.8追記)「キャッツ・エコ」はウクライナ侵攻などの関係でコストアップになり、取り扱う通販サイトがなくなりそうです。わが家は半年程度の在庫がありますが、後継の猫砂は各ショップからお知らせがきている同じドイツ製の「コージーキャット」にしようと考えています。3月販売予定なので、レビューは使用後に再度掲載します。

「猫砂飛び散り」お掃除問題

次に、猫砂の飛び散りを抑え、どうお掃除をするかという問題です。それを解決したのは、いわゆる普通のラグでした。

これまではトイレを床に直置きして、昔ながらのほうきで砂を集めて掃除機で吸い取っていました。ほうきを使うのはエコだし、学校の掃除みたいで案外楽しく掃除をしていたけれど、2頭になると砂の量が増えて、楽しいとは言っていられなくなり。。。

そこで、ネットでよく見かける「猫砂らくらくお掃除マット」という商品を購入。

マットが二重になっていて、上のマットに穴がたくさんあいているので、猫がその上を歩くと猫砂が穴から落ちて、二重マットの間に落ちるというもの。

これはいい!と思ったのですが、警戒心が強いわが家の猫。特に、先輩猫のむぎはそのマットを避けるだけでなく、そのうちトイレから直接ジャンプして、勢いよくトイレから飛び出てしまうので、余計に砂が飛び散ることに。。。

そこで考えたのは、嫌いな物より好きな物をトイレの近くに置けば良いのでは?とひらめき、猫の好きなラグを敷いてみました。

このラグはもともとソファの足元に敷いていたもので、猫たちの大のお気に入りでよく寝転がっていました。

猫が寝転がるので、うちでは毛足の長いラグを使ったことがなく、このラグも毛足が短め。だから掃除機がかけやすく、さらに床暖OK、洗濯機使用OKと、人間側が扱いやすい商品です。

これをトイレの下に敷いてみると、猫はトイレの後ですぐにそのマットに降りました。やったー!!

すると、手足についた砂がラグに落ちる。もちろん、完全に落ちるわけではないので、あと一歩の感は否めませんが、床よりはラグに落ちる砂の量の方が多いです。

そして、そのあと一歩を解決したのは、「わが家の猫は、トイレの後に爪とぎをすることが多い」という習慣でした。トイレの後はスッキリして気持ちが良いのか、よく爪とぎをしているのを見ていました。

そこで、トイレの隣に爪とぎを置いて、爪を研いでもらい、さらに砂を落としてもらうことにしました。

「トイレ終わる → マットに降りて砂を落とす → 爪をといで更に砂を落とす 」という行動パターンが完成!

ということで、トイレ、マット、爪とぎの3点セットが現在のトイレという訳です。

これまでは1日に何度かトイレ周りを掃除していましたが、この方法にしてからは1日1回ラグに掃除機をかけるだけになりました。

便利なおまけ

この3点セットに加えて壁に、掛かっているプーさんのトートバッグ。

手が届く所にあると便利な物が入っています。排泄物を入れる袋や、お尻や手足を拭くウェットティッシュです。

ウンチはBOSの「うんちが臭わない袋」がお勧め。

そしてたまーーに、猫が粗相をしてしまうので、猫の体を拭けるノンアルコール除菌ウェットティッシュも欠かせません。

ちなみに、げんちゃんを迎えて2頭になった時にトイレを2台並べて置いたのですが、場所を取ったので、大きめのトイレを購入して1台にしました。

このトイレはかなり大きめなので、砂の飛び散りが軽減され、猫砂飛び散り問題に一役買いました。

【猫の同居は上手くいく?】半年経過した7歳シニア猫と8ケ月新入り猫の現在

臆病なビビり猫の「むぎ」に仲間を作ってあげたいと思い、我が家に迎い入れた新入り猫で怖いもの無しの「げんちゃん」。同居して半年が経った現在です。

先輩猫「むぎ」がおなかを壊す

げんちゃんがわが家に来て10日目で無事にご対面。

怖いもの知らずのげんちゃんは、大きさが5倍以上もあるむぎに飛び掛かり、それをむぎが上手く相手をしながら過ごしていたものの、同居して1ヶ月頃からむぎに疲れが見えてきました。

じゃれた後の抜け毛は茶色か白で、げんちゃんが甘噛みだけでなく本気でむぎを噛んでいることも見られるようになりました。一方、むぎはというと、応戦一方でした。

途中でじゃれあいを止めたりしながら様子をみましたが、遂にむぎがおなかを壊してしまい。。。むぎがおなかを壊したのは、1年前の引っ越し以来、2度目です。

もともと保護猫として1頭で大きくなり、人とも適度な距離を保つタイプの猫だったのに、猫同士とは言え、自分のテリトリーにどんどん入ってくるげんちゃんに神経質になったのも当然です。

「猫同士なら仲間になるかも?」という自分の安易な考えを反省し、まずはむぎの体調を回復させるべく、一定時間を別々の部屋にしたり、できるだけむぎに手を掛けるように。。。

半月程するとむぎの体調も戻り、それからしばらくは何事もむぎを優先するようにしました。

げんちゃんは食欲旺盛で順調に大きくなり、人を怖がることもないので、何の心配もありませんでしたが、ただひとつ困ったことがあって、それはひとりの部屋では寝られないことでした。

ひとりで寝られない「げんちゃん」

夜にケージに入れるとおとなしくなるげんちゃんですが、部屋に誰もいなくなると寂しいのか鳴き続けます。当時はケージをリビングに置いていたので、私は夜中に寝室からリビングに戻ることもしばしばあり、こちらは寝不足に。。20年以上前の子育てを思い出しました。

それならばと、げんちゃんをケージに入れず、むぎと同じように好きな場所で寝るようにすればよいのでは、、と考え、自由にさせたところ、夜中にむぎとげんちゃんの大運動会となりました。

何度引き離しても、猫の習性なのか、夜中になるほど元気に走りまわります。さすがにマンション住まいではこのままにすることは出来ません。

げんちゃんを夜に自由にさせることは諦め、寝室にケージを置けばよいのだろうと考えました。ちょうど大きなケージに買い替えるタイミングだったので、げんちゃんは新しいケージで私たちの寝室で就寝することになりました。

ちなみにむぎは、我が家に来た時から好きな場所で自由に寝ています。ただし、人の布団の上で眠ることはあっても、布団の中に入ることはありません。(私は一緒に寝たいのですが。。)

同居半年の現在

むぎとげんちゃんの今の関係を一言で言い表すのは、なかなか難しいです。もちろん、仲がとても良いとは言えないし、かと言って仲が悪いわけでもありません。

お互いの距離を保ちつつ、でも、いい意味でも悪い意味でもお互いの状況を常に気にかけています。

お互いにトイレの時は陰からからじっと見ている。(げんちゃんが来たばかりの時は、むぎがトイレの時に背中に飛び掛かっていたので苦労しました。)

むぎはたまに吐くことがあるので、その時もげんちゃんは駆けつけます。(げんちゃんが来たばかりの時は、げんちゃんがむぎの嘔吐物を食べてしまうので、これも苦労しました。)

げんちゃんが寂しくて赤ちゃんのような鳴き声を出すと、むぎが駆けつける。げんちゃんがむぎに飛び掛かることから始まる運動会。でも、楽しそうにむぎがげんちゃんを追いかけることもあります。

こんな感じですが、飼い主として一番寂しいのは、舐めあっているところを見たことがないことです。いわゆる「グルーミング」、「毛づくろい」です。

2匹の猫がお互いを舐めあうというのは、よくある風景です。でも獣医師に聞いたことですが、オス同士はあまりこれを行わないとのこと。ならば、背中をくっ付けて団子になって寝てくれないかなあと思う飼い主でした。

【同居する猫の最初の関門】先輩猫「むぎ」と新入り猫「げんちゃん」のご対面

臆病でびびりな7歳の保護猫「むぎ」に仲間を作ってあげたいと思い、新入り猫「げんまい」こと「げんちゃん」がわが家にやってきて1週間。

これまではケージ越しでの触れ合いだったけれど、直接のご対面に挑戦。

ご対面の前に ①予防接種

げんちゃんは1回目の予防接種を受けていて、わが家に来て9日目に2回目の接種をしました。

「先輩猫との対面は接種後にしてください。」とペットショップで言われていたので、これで条件を満たしました。

体重は840gから1,100gに増え、発育は順調。げんちゃんは病院でも臆することなく、医師や看護士さんに抱かれ、大物ぶりを遺憾なく発揮していました。

これまで先輩猫「むぎ」を病院に連れて行くのは、いつも大仕事。キャリーバッグに入れるまでに何度も逃げられ、手にひっかき傷を作りながら何とかバッグに押し込み、病院に到着すると今度はキャリーバッグから出てこず。でも、一度キャリーバッグに入ってしまうと一声も発せず、隅っこで固まっているのがむぎでした。

一方げんちゃんは自らキャリーバッグに入り、道すがらは早く出たいのか鳴き続け、病院の診察台では自由奔放に遊ぶ。本当に対照的な猫です。

7歳差ということもあるので、ご対面はどうなるやら?

ご対面の前に ②リビングデビュー

げんちゃんの居場所は、リビングの隣の4畳の部屋でした。活発なげんちゃんはすでにこの狭さに飽き飽きしていて、隙を見てはリビングに入り込もうとしていました。

そして予防接種の翌日、ワクチンの副反応もなかったのでリビングデビュー。リビングと繋がっているキッチンまで、所狭しと駆け回るげんちゃん。

ペットショップからは、「10分遊ばせたら、休憩させてあげてください。」と言われていましたが、新しい世界の興味は尽きず、ほおっておいたら1時間以上に。。。

その夜、むぎもリビングに入れてご対面をしたけれど、げんちゃんはまだまだリビングの探索に夢中で、むぎには興味を示さず。むぎはげんちゃんのにおいを確認したく、ただただ後を追いかけていました。

ご対面は無事に終了し安堵したものの、翌日にはよくある展開に。。。

これって遊び?けんか?

初対面の翌日、またリビングで遊ばせたら驚き!

昨日まではむぎに一切興味を示さなかったげんちゃんが、いきなりむぎに飛び掛かっていったのです。むぎは5kgなので、げんちゃんは自分の5倍の大きさに挑んでいることになります。

子猫にはよくあることでしょうが、保護猫出身で兄弟と過ごした時間が少ないむぎにとっては、いきなりげんちゃんの行動にどう対処していいのか分からない様子。

じゃれあいのような、けんかのような光景を見ながら、私はそれを止めるのか、そのままにするのか、と考え。。。SNSで調べると、ケガをしていないかがまずは判断のしどころらしい。

そしてその前提として、「爪を切っておくこと」。ということで、体をチェックし、2匹の爪を切りました。

すると、またげんちゃんが飛び掛かり、むぎは防戦一方。

「むぎは引っかいたり抑え込んだりできるのに、それをしないということは先輩猫として相手をしているのだろう。」と私は余裕を持って見ていられるようになりました。

ただ時々、茶色い毛の塊が転がっているから、げんちゃんは思いっきり飛び掛かっているのでしょう。げんちゃんの心配より、むぎが疲れていないか、ケガをしていないかを注意するようにしました。

思い返せば、病院でもペットショップでも「先住猫を優先してください。」と言われていました。まさしく、その通りでした。

【2匹目の猫がわが家に】新入り猫「げんまい」

6歳になった保護猫「むぎ」は、とても臆病でビビりな猫。生後1か月で保護されたせいか、人を信じきっていないので膝に乗ったり、一緒の布団で寝ることなどしません。でも半面、とても寂しがりで甘えん坊。。。

そんなむぎに仲間がいたら?と考えていたものの、なかなか思い切れなかったのですが、その日は案外あっさりとやってきました。

新入り猫はアメリカンショートヘア

わが家にやって来た猫は、アメリカンショートヘアの男の子。生後2ヶ月、体重は840gです。

名前は「げんまい」。先輩猫が「むぎ」なので。。。早速、「げんちゃん」と呼んでいます。

げんちゃんとの出会いは、近所のショッピングモールに入っているペットショップ。

そのペットショップには展示されている猫や犬を見に行っていたわけではなくて、普通のスーパーで売っていない種類のチュールを買いに行っていました。むぎの大好物なので。。

そこで、元気に走り回るげんちゃんと出会いました。げんちゃんはちょうど2ケ月になった頃。私はもともとアメリカンショートヘアが好きだったので、げんちゃんに釘付け!それからはチュールを買わないのに、二日に一回通い、週末には夫を連れていき抱っこさせてもらうものの決断できず。。。

むぎの仲間にしたいのが一番の目的なのに、もし相性が悪かったり、むぎが受け入れなければかえってむぎのストレスになってしまう。

悩むこと2週間。会いに行く度に大きくなっていくげんちゃん。その間、ほかのお客さん家族に抱かれていることもあって、その家族の元に行くのかな~と遠くから眺めたりしたこともありました。

ついに決断!

そんな時、遊びに来た長女と一緒にペットショップに。。「この子は家に連れていくしかないよ。」と背中を押してもらいました。

翌日、ショップに行き、再度抱っこさせてもらい決断!

店員さんから説明や注意事項を聞き、必要な物を購入。先住猫がいるものの、子猫用のフードやケージ、トイレなど必要な物は想定以上に多かったです。

その後、げんちゃんの身体に問題がなかったことから、その日のうちにわが家に連れて帰ることになりました。キャリーバッグに入れ、徒歩でわが家に着くまでの10分程度、ずーっとミャーミャー鳴いていました。

むぎはキャリーバッグに入れると、一瞬で固まってしまい、一声も発しなくなってしまうのであまりの違いに驚き!

初日はゲージの中で過ごしましょう

わが家に到着してケージに入るとすぐに鳴き止んで、狭いゲージをあっという間に探検終了!

ショップで「数日はゲージで慣らしてください。」と言われましたが、すでに外の世界に興味津々。

そんな時、先輩猫のむぎが部屋に入ってきました。

「先輩猫との対面も数日は控えてください。」とショップで言われたのに。。

むぎは臆病なので、新入り猫に近づかないだろうと勝手に思って部屋の扉を開けていたところ、迷いなく入って来たので意外でした。

むぎはゲージの前まで行き、新入りの存在を目と鼻で確認すると、お決まりの「シャ------!」驚いたげんちゃんは、背中をハリネズミのように立てて、、、という初対面でした。

その後もむぎはげんちゃんに興味津々で、ゲージの前まで行き、そしてお決まりの「シャー------!」。それを何度も繰り返していました。

げんちゃんはというと、間もなく「シャー-----!」に慣れて、むぎを相手にしなくなりました。

げんちゃんは大物になる予感。。。

それよりなによりげんちゃんが気になるのは、外の世界。とにかくケージから出たくて仕方ない様子。「出してくれー」と言わんばかりに、ケージを上り下り。

夕食のフードを完食し、トイレの失敗もなく、夜に寝せようとしたところ意外な発見が。

げんちゃんは寂しがり屋

むぎは生後5ケ月でわが家に来た時から、人には近寄らずひとりで寝ていたので、げんちゃんもそうだろうと思っていたら、あの大物のげんちゃんは部屋にひとりにされると「ミャーミャー」鳴いてしまいます。

マンション住まいで夜中に鳴かれるのは困るので、結局その日から1ヶ月間、げんちゃんのケージのある部屋で、平日は私、休日は夫が添い寝をしました。子育ての寝かしつけのよう。

わが家に来て3日目。元気なげんちゃんに根負けして、ケージから出してその部屋だけで遊ばせるようにしました。

そうすると、その部屋の前にむぎが。。やはり、げんちゃんの存在が気になって仕方ないようです。

げんちゃんがケージに入っている時はむぎを部屋にいれてあげると、ケージの前まで行ってにおいの確認。お互いに警戒心が薄れてきたので、あとは直接のご対面をいつにするかを考え始めました。